—生きる-

眼を大きく見開くか…  眼を逸らすか…  眼を瞑るか…

この世界を生きる人たちの、生きる言葉や瞳、声、命に触れられるよろこび

私は苦しんでいたいわけではない  ただ生きていたいのだ

そして生きてるとはっきり言える人でありたい

—アルメニアの朝—

ある日のこと。ホテルの目の前に大きな公園がありましたので

すこし早めに起きて、散歩やトレーニングをしました

 

公園には犬を連れた人や運動をしている人がいて皆のびのびと過ごしている様子に、アルメニア到着から忙しかった私の心も落ち着きました

 

好きに、感じるまま、手を大きく広げたり深く呼吸をしたり

しばらく陽の光を浴びたり そこにある自然を感じた

私の声も草木にとって気持ちの良いものでありますように

 

身体の奥から泉が湧き出る、幸せな朝でした

 

—空に触れる—

ふと見上げた空が、こんなにも果てしなく遠かったのかと心を奪われる

 

しばらくぼーっとしてから無限に広がる空の、その奥を覗いてみる

 

大切なのは心の中に得ることであり、身に着けるのではなくより自然と一体になることではないかと ゆっくり、風に吹かれながら感じた

 

 

もうすぐアルメニアとロシアへ旅立ちます

 

感謝を込めて

 

—既にはじまっていた—

 

歩きはじめたと気づいたときには、もう、すでにはじまっていたということ

 

誰も気が付かないうちに、どこか遠いところから

 

風に触れるとき、海の音を聞くとき、人と出逢ったとき、、、

 

生きることのひとつひとつを前に、私は深く呼吸をする